※投資の話をしてますが、投資はあくまで自己責任でお願いします。
どうもこんにちは、こんばんは雰囲気で早期リタイアを目指している「ふいんき」と申します。
予定では40歳手前の2028年ごろのリタイアを予定しております。まあ暇つぶしにでも見ていってくださいな。
さて、今回から「本気でリーンFIREしたい人向け」の記事を書いていこうと思います。
リーンFIREというのは生活費を絞って、資産運用の運用益のみで生活するFIREのスタイルの一つです。
貧乏リタイアとか言われたりするやつですね
以前に生活費に関しての記事は書いてはいるのですが、
今回は月10万円という低い生活費から、さらに月5万円の生活費にまで落とす方法を、
「実際に月5万円で生活している30半ばの独身会社員である私」が本気で解説していきます。
当然だけど、家賃込みですよ
注意
普通の人はやる必要ないです。むしろマネしないでください。
必要以上の節約はコスパ悪いので、むしろこんなことする暇があるのなら普通に本業と副業頑張って収入上げた方が良いです。
ただ、自分みたいに副業やるより節約極める方が得意みたいな節約=副業タイプもいるので、
「基本的な生活費支出の見直しが終わった上でまだまだ節約余力がある」
「節約やり始めたら、面白くなっちゃってさらに極めたい」
「月5万円で生活できたら早期リタイアのハードルが下がるので実践したい」
「会社員の生活が嫌すぎて、ある程度のことは何でもするから早く早期リタイアしたい」
こういう方向けの記事です。
また、いくら節約とはいっても週5日8時間以上で働いている会社員の節約です。
野草取りに行ったりゴミを漁ったり、当然、法を犯したりとかまではしません。
つまり、一応は常識的な範囲での節約だとは思ってます(知らんけど
今回は前提をお話していきます。
覚悟はいいな?俺はできてる
結論
一般庶民が早い段階でリーンFIREを目指すなら「普通」ではダメ。
節約にしろ、投資にしろ、本業にしろ、副業にしろ、どこかで異常値を出す必要がある。
月5万円生活ができれば資産形成にも、リタイア後の生活にも大きな精神的な支柱になる
月5万円という世界
まずは家賃込み5万円で生活するということの立ち位置についてお話しすると、2024年の一人暮らしの平均支出額は約18万円だそうです。
なのでまあ、普通に頭おかしいですね。
そうか、私は頭がおかしかったのか…
以前、月5万円で生活していることを友人に話したことがあるんですが「お前大丈夫か?」と普通に心配されました。
自分は特におかしいと思ってはいなかったのですが、世間の認識からすると「ちょっと普通じゃない」ということみたいですね。
ブログやSNSを見ていても、月10万くらいで節約している人はよく見るが、月5万となるとかなり少ない。
おまけに「正社員で月5万生活」となるとさらに数は減る。
まあ正社員で給料普通にもらっている人間が月5万円で生活せんわな。
この記事を真剣に参考にしようとしているそこのキミ…
おめでとう、キミは普通じゃないんだって
そして普通じゃないと呼ばれてちょっと高揚感を感じているそこのキミ…
キミ、才能あるよ…コッチ側のね
そう、普通に生きてきた一般庶民が早期リタイアしたいなら…普通じゃあダメなんだ。
月5万円まで抑える意味
キリがいいので月5万円と銘打っているだけで「5万」という金額自体に特に意味はない。
なので個人の状況に合わせて「月5万くらいに抑える意味」と考えてもらってかまわない。
さて、生活費を月5万円まで抑えることの意味だが、正直なところ一つしかない。
早期リタイア(FIRE)のハードルが劇的に下がる
この1点である。
逆を言えば、
早期リタイアを考えないのであれば、ここまで過度な節約を習慣化して蓄財する意味はない、
とも言える。
では、ここで生活費を月5万円にできた場合のFIREに必要とされる金額を見ていこう。
この手の話で必ずといってよいほど引き合いに出される、
トリニティ大学による「4%ルール」に従えば、FIREに必要な資産は「年間生活費の25倍が目安」とされる。
「月5万円で生活する場合」
月5万円×12か月=年60万円
年60万円×25倍=1500万円
つまり、月5万円で生活できれば1500万の資産があればよい。
1500万円。
この金額を低いとみるか高いとみるかは人それぞれではあるし、
不確定要素のためにもう少し余裕が欲しいところでもあるが、1500万円あれば早期リタイアに手が届くと考えれば、
特に会社の仕事や人間関係に嫌気が差している人からすれば、頑張って貯めようと思えるくらいの、かつ決して不可能ではない金額ではなかろうか。
これがもし、月の生活費が10万円や平均の18万円だとすれば、
「月10万円で生活する場合」
月10万円×12か月=年120万円
年120万×25倍=3000万円
「月18万円で生活する場合」
月18万円×12か月=年216万円
年216万×25倍=5400万円
となり、リタイアに必要な金額は一気に跳ね上がってしまう。
基礎生活費が少ないというのはリタイア前の資産形成期とリタイアした後のFIRE生活の両方において腐らない、人生の一番の武器になる。
ここでは1500万円の資産をつくることが最低限必要ということがわかっていただけたと思う。
では、最速でこの資産1500万円を作るためには私たち一般庶民はどうすればよいのだろうか。
1500万円の資産をつくるために
答えは「労働と投資」である。
正確に言うのであれば、
「労働して稼いだお金を資産運用に回して複利で増やす」
残念ながら凡人に楽な道はなく、再現性の高い方法はこれしかない。
労働(10年は死に物狂いで働け)
正規・非正規は問わない。
自分が続けられる、最低でも月手取り15万円以上の仕事をして、生活費5万を差し引いた残りの10万円を投資して運用に回す。
これは下記のシミュレーションのように毎月10万円を年利4%で仮定して10年運用すると、約1500万円になるからだ。
これは最低限のレベルなので、余裕があればもっと運用に回してもいいし、副業などに手を出して収入を増やすのも有効だ。
一応リーンFIREと銘打ってはいるものの、働いてはいけないわけではない。
その辺りは言葉の枠に囚われず、臨機応変にやればよい。
投資(愚直に積み立て続ける)
早期リタイアをする上で資産運用は避けては通れない。
証券口座をもっていない人はすぐにでも口座を作ろう。
今なら新NISA制度があり、1800万円までなら非課税で運用することもできる。
そこで米国もしくは全世界(ほとんど米国)のインデックスに連動する投資信託を毎月最低でも10万円購入し、積み立て続ける。
上記にある4%ルールの根拠は、この米国の指数の伸び率の平均である7%からインフレ率である3%を差し引いたものである。
もちろんこの伸び率がこの先続く保証はどこにもない。
なので米国の成長を、資本主義の未来を信じることができないのであれば投資すべきではない。
投資は自己責任だ。
私も当然強制はできないし、「絶対大丈夫」なんていう詐欺紛いの言葉を使うつもりもない。
だが、私のような生活費が少ないというだけの、何の取り柄のない凡人が投資に出会ったことによって、早期リタイア一歩手前まで来ている。
それは紛れもない事実なのである。
まとめ
- リーンFIREしたいなら「普通」や「平均」は忘れるべし
- 月5万円で生活できれば、資産1500万でリタイアできる(多少余裕は欲しいが)
- 再現性ある「労働と投資」。米国インデックスへ最低でも毎月10万円の積立を10年続ける。
今回は前提編として、月五万円生活の立ち位置、意味、強みを話した。
次の記事からは
月5万円で生活するための知識やテクニック
について話していこうと思う