早期リタイアの隠れ家

副業なし。月5万円で生活する男が節約と長期投資を組み合わせ2029年に早期リタイアを目指す

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【節約・投資】年収350万円の私が、30半ばで3000万円貯めるためにしたこと【資産形成】

どうもこんにちこんばんは、節約野郎こと節約サイ子です。

私は2029年に資産4000万で早期リタイアを予定している年収350万円の凡人会社員ですが、2024年の3月にとりあえず資産3000万円まで到達しました。

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今回の記事では年収350万円の私が3000万円の資産を築くために行ったことについて書いていきます。

前提

私がリタイアを考え出したのは30代からで、もともと倹約家ではあったが、普通に無駄な出費も多かった。

独身の一人暮らし、凡人正社員。

基本的に節約と長期投資での資産形成で、副業での収入はない。

割合は2:1ほどで、本業&節約で2000万、資産運用で1000万といった感じ。

月の手取りが20万円前後で、生活費は約5万円。

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残りの15万円と賞与の20万~30万は最低限の現金を残して投資へ回す。

そんな生活をしています。

それなりに過激なことも言いますので、ご注意を

節約

合理的思考

最初にこんなことを言うのもどうかとは思いますが、年収350万で毎年200万以上貯めるのは、ある程度「適性」が必要だと思います。

必要なもの以外を捨てる。

そして、それを気にしない合理性です。

誰でもできる、とは言いません。

この考えが正しい、とも言いません。

ただ、そのくらいの割り切りが必要だということ。

私は「リタイアを目指しているから」ではなく、元々「無駄」があまり好きではありませんでした。

「これ必要ないよね?」と思ったものはバッサリ切り捨ててきました。

それが物であれ、人であれ、です。

その切り捨ててきたものの代わりに3000万という資産が私の手元にあります。

特に後悔はしていません、私はそういう人間です。

人を頼るのと、人をアテにするのは違います。

そして頼るのも大事ですが、頼らなくてもある程度自身でこなせるよう、自分の知識とスキルの向上を目指しましょう。

当然ですが、お金があっても幸せになれるかどうか、はまた別の話です。

ただ、お金がない人の「お金がすべてじゃない」というセリフと、

ある程度まとまったお金がある人の「お金がすべてじゃない」は、まったく意味するものが違うと私は思っています。

皮肉ですが、

「本当の意味でお金がすべてじゃないと言うためには最低限お金が必要」

なのです。

本業の継続

私のような凡人は副業で稼ぐことは難しいと思います(少なくとも結果が出るまで継続できない人が多い)。

私もネットの副業に色々手を出してきましたが、成果が出ないまま挫折しました。

なので、基本的に本業の収入がすべてです。

これが途切れてしまうと節約どころではないし、投資にも回せないので資産が効率よく増えていきません。

なのでまずは「本業を継続する」ことを念頭において生活していきましょう。

また、凡人に転職による収入UPも難しいでしょう。

仮に転職して収入が上がったとしても、人間関係などでストレスを抱えて、退職に追い込まれでもすれば目も当てられません。

なので、今の職場によほどの不満やストレスがないのであれば「継続」を目的に、淡々と仕事をこなすのが良いと私は思います。

正社員が難しいのであれば、非正規でも私は良いと思います。

とにかく「継続」「収入を途切れさせない」。

これらを第一に考えるべきだと思います。

多少収入が少なくとも、楽で継続できる仕事選びをお勧めします

固定費の削減

  • 家賃
  • 通信費
  • 保険
  • サブスク

この辺りの削減は当然ですね。

固定費は抑えれば抑えるだけ、その後に労力なく生活費を削減できるので、

ここをどれだけ削減できるかが重要です。

節約において大事なのは「自分の快・不快のラインを見定めること」です。

グレードを落としても、これくらいなら全然アリだな、と思うようなこともあれば、逆のパターンもまたあると思います。

そういう経験をしていく中で、自分のラインを把握できると、生活レベルを下げやすくなります。

変動費も同じことが言えます

自炊 作り置き

固定費の削減が終わると、次に着手するのは変動費の削減になるわけですが、

その中でも食費の削減が一番の強敵になると思います。

基本的に自炊が中心になるのは言うまでもないことですが、ポイントをまとめるなら、

  • 休日に、連勤中の夕食を作りおきする
  • ある程度同じものを食べることに耐性をつける
  • 弁当、水筒を持ち歩く

自炊を継続することは「いちいち考えないようにする」ことです。

メニューを固定化して、機械的に順番に作っていきます。

また同じ味付けだと飽きてしまうので、具材は同じでも2,3種類の別の味付けを覚えれば、飽きずに食べ続けることができます。

参考までに↓

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あとは、食べることが好きで食べ過ぎで食費が増えてしまう人は、その他の没頭できる趣味を探しましょう。

人間、何かに集中していると寝ることや食べることを忘れることができるものです。

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副業しない

余裕があるのであれば、副業はした方が良いと思います。

ただ、私のような凡人は副業するのはかなり苦痛を伴うと思います。

なので、「副業しない」「休日や空いた時間は仕事せず遊ぶ」と割り切るのも大事です。

上でも書きましたが、凡人が節約を軸に資産形成する上で大切なのは、

「本業をやめないいこと」

「収入を途切れさせないこと」

です。

休日に副業を頑張ろうとしてストレスや疲れを溜めて、本業に支障をきたしては本末転倒です。

あくまで余裕があれば、を徹底していこう

少ない交友関係

人間関係って結構お金がかかります。

他の下手な支出より、よっぽどお金がかかります。

会ってちょっと話をしようと思って、公園のベンチで話をする大人はいないでしょう。

茶店やレストラン、居酒屋で会って、飲食しながら話をすることになります。

贈り物を送ったり、お返しをしたりすることもあるでしょう。

なので、本当に必要か、今後も関係を続けたいような相手かどうか、は見極める必要があります。

逆に大切な相手にはお金を惜しむべきではありません。

あまりぞんざいな扱いをしていると、アナタが「損切り」されるかもしれません。

交友関係は少数精鋭でいきましょう

見栄の消失

人間関係を最低限にすると、見栄を張ることが減ります。

そりゃまあ、見栄を張る相手がいないですから必然です。

そして恐らく残った交友関係リストの中にも、アナタが見栄を張らなくてはならないような、「疲れる相手」はいないのではないでしょうか。

ここまでくると、アナタも立派な節約家ならぬ合理家です。

周りからどう思われるかではなく、自分がどうすべきと思っているか、

という「自分軸」で行動を起こすようになっているのではないでしょうか。

自分軸の行動していると、敵も増えますが、同時に自分と価値観の近い、見栄の必要ない「本当の仲間」が集まってきます。

そこで集まってきた人たちこそ、アナタが本当に大切にすべき仲間なのです。

すぐに結果はでないことを理解する

これはすべてのことに言えることですが、節約も投資も副業もすぐに結果はでません。

コツコツと継続して初めて意味が出てきます。

投資家ウォーレン・バフェットの有名な言葉に「ゆっくりお金持ちになりたい人はいない」というのがありますが、

まさにその通りだと思います。

それだけ、「結果が出るまでやり続ける」というのがどれだけ大変かというのがわかります。

なので大事なのは、いずれ結果が出ると信じて「継続する」ことです。

継続するのに大切なのは習慣化すること。

やるのが当たり前になる、寝る前に歯磨きするくらいのレベルまでもっていくことだと思います。

そのためにはまずハードルを下げましょう。

筋トレなら腕立て一回でいいし、自炊なら肉と野菜炒めるだけでいいです。

そしてそれを続けましょう。

次第に「どうせならもう一回…」「違うメニューに挑戦してみるか」と思い始めてきたら、習慣化が始まっています。

ハードルを上げ過ぎず、あくまで「継続」を目的に続けていきましょう。

投資

短期売買の誘惑に勝ち、市場に長く居続ける

投資に関しては正直これだけだと思います。

株式投資をする以上、資本主義に未来があるという前提で行っているはずなので、

長期でアメリカのS&P500などの指数に連動する商品へ投資を続ければ、過去のデータ上、高い確率で利益を得ることができます。

やはりここでも継続が大事になってくるわけですが、この継続を妨げる要因が「短期売買の誘惑」「暴落による狼狽売り」です。

短期売買の誘惑

先ほどのウォーレン・バフェットの名言でもあったように早く大金を手にしたくない人はいないわけで、

インデックス投資の積立を始めると、どうしても退屈で色々と手を出してしまうのです。

私も信用取引やFXに手を出していた時期があり、大損まではしなかったものの生きた心地がしなかった状況も経験しました。

そこで「あ、これダメだ。安定しないわ」と自分の体で理解ができたからこそ、「短期売買しない」と今なっているわけで、

もしかすると投資家は一度は「痛い目」を見なければわからない人種なのかもしれません。

そこをいかに軽傷で済ませるかが大事なのかなと

暴落による狼狽売り

これは自分の損失許容額以上の金額を投資に入れていると起こります。

どうしても投資をして「お金がお金を生む」ということを経験すると「資金をもっと投資に回したい」という欲が出てきます。

そしてとある日に暴落が起きて、その含み損に精神的に耐えられず、

続けていればいずれ利益が出ると分かっているのに売却し、損失を出してしまいます。

対策としては生活防衛資金を残しておいて、常に暴落が来る可能性を頭の片隅に置いておくことと、

過去の暴落の歴史を知り、過去のデータでは必ず暴落から回復し、

最高値を更新し続けているということを知識として持っておくことだと思います。

もちろん、どこにも保証はありませんが…。

こればかりはアメリカと資本主義と人間の欲を信じるしかない

まとめ

継続するためにどうするかを考えましょう。

私も考えて実行します