早期リタイアの隠れ家

副業なし。月5万円で生活する男が節約と長期投資を組み合わせ2029年に早期リタイアを目指す

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【早期リタイア】そのリタイアが成功だったかどうかは最期までわからない

【早期リタイア】そのリタイアが成功だったかどうかは最期までわからない

どうもこんにちは節約の悪魔こと節約サイ子です。貴方も節約最高ォとベランダで叫びましょう。私はしません、近所迷惑なので。

 

私は年収350万の凡人の身でありながら404000万早期リタイアを目指しており、その目標を56年後に定めている。

早期リタイアを目指していると、情報を集めるために色々な媒体からリタイアの先駆者や先輩方の「早期リタイアしました!」とか「リタイアして最高です」とか、逆に「リタイアして後悔しました」とかのリタイア報告をみる機会が多いわけだが、それらを見るたびに思うことがある。

まあ、もちろん再生数やPVを増やすために、あくまでネタとして投稿しているのはわかるし、私もリタイアしたらしたでそういうような記事や動画を投稿するのだとは思うが、それは理解した上で…

 

「ちょっと貴方たち結論出すの早過ぎない?」

 

と思うわけだ。

十分な資産や副収入がある人を除いて、凡人が本職をリタイアすることの問題点を簡単に挙げると…

 

・サラリーマンの安定収入が消えるので、経済的に精神的に不安になりやすい。

・余暇時間が増えるので、人によっては時間を持てあます。

・周囲に理解されにくく、社会的な地位や接点がなくなるので孤立しやすい

 

こんな感じだろうか。

ただ、リタイアの問題点というのはリタイアしながら修正していけばいいし、もしそんな余裕がないというのであれば、それは流石にリタイア後の想定が甘すぎるというだけの話。

で、何が言いたいかというと、「そのリタイアが貴方の人生において成功だったのか、はたまた失敗だったのか、それは貴方が棺桶に入るそのときまでわからない」ということである。

今リタイアして動画や記事をあげている人たちをみると、リタイアしてから数年という人が多い。

その数年でいったい何がわかるというのだろうか。

正直なところ、早期リタイアしたことによる上記の経済的、社会的な問題が表面化するのは少なくとも数十年後だろう。

今、リタイアをして興奮して喜んでいる人たちも数十年後には「あのときリタイアして本当によかったのだろうか…?」と考えているかもしれないし、今リタイアして後悔している人も、リタイアしてから諸所の問題を解決していって「あのときリタイアの決断をして本当に良かった!」と思っているかもしれない。

なので、リタイアして数か月、数年程度で感想の報告をしている動画や記事の反応を、エンタメ以上の意味で受け取るのは少々危険のように感じる。

まとめ

早期リタイアとは会社に依存していた自分から脱却し、人生の主導権を取り戻す行為だ。自由が得られる分、当然ながら責任も増える。

どのような状況に陥っても、柔軟に対応できるだけの経済的な余裕はもちろん、知識や経験を蓄えた上である程度のイレギュラーな問題に相対する勇気と覚悟を持ってリタイアに臨みたいものである。