今回は私の資産形成とリタイア後の生活を支えるであろう月5万円生活について書いていく
各々の支出について詳細に書く前に、この記事では私が月5万円生活について思うことをつらつらと書いていこう
・ストレス過多の仕事は浪費の主原因となる
・我慢して節約する人間は、節約ゲームを楽しむ人間には勝てない
・生活レベルを下げ過ぎると、今度は逆に生活レベルを上げられなくなる
・流石にこれだけはお金をかける、というもの
ストレス過多の仕事は浪費の主原因となる
これは前の記事でも書いたが、「お金を稼ぐために働いているのに、仕事のストレスで稼いだお金が出ていく」循環を作らないことだ。
もし今の仕事が肉体的に精神的に辛いのであれば、まずはリタイアよりも「より楽な仕事への転職」をおすすめする(勿論、責任はとれないが)。
どれだけ良い給料でも長くもらい続けられなければ意味がない。
「良い給料」よりも「それなりの給料だが長く働ける職場」が私には合っていたし、だからこそ今、私にはおよそ2500万の資産がある。
我慢して節約する人間は、節約ゲームを楽しむ人間には勝てない
恐らく一般の人は月5万円生活と聞くと「しんどそう」とか「そんなに我慢して何が楽しくて生きてるのか」と思うに違いない。
調べてみると単身世帯の月の支出は平均16万ほどらしい。
なので私自身も周囲の人間に「私は月5万円で生活してます」なんて言うことはない。コイツ頭おかしいと思われると仕事も面倒だ。
ただ考えてもみてほしい。
いくらお金を貯めたいから、早期リタイアしたいからといっても、何年も何十年もクソみたいな節約生活を本当に続けられる人間がいるのかと。
いるのなら相当な強い想いが必要になる。しかし、私はそんな強い思いも理想も執念もない凡人だ。
…つまり、前提が違う。
世の中色々な人がいる。その中には節約を我慢してするのではなく、ゲーム感覚で楽しむ私のような変態がいる。
私にとって節約して支出をスリムに合理化することは趣味であり「そういうゲーム」をプレイして楽しんでいる感覚なのだ。だからストレスにならず継続できる。
そしてこのような人間でなければストレスなく月5万円の生活は難しい。
だから節約生活がストレスフルな人は家賃や通信費などの固定費の削減だけに留め、本業や副業で収入の拡大を狙うのが無難ではなかろうか。
生活レベルを下げ過ぎると、今度は逆に生活レベルを上げられなくなる
一般に「生活レベルを上げると、下げるのが大変」とはよく言われるが、実は逆もしかりなのだ。節約生活を極めていくとそれが当たり前になって習慣化される。
早期リタイアを目指す人間にとってそれは有利に働くのだが、それが行き過ぎると、今度はお金を使うことすべてに対してブレーキをかかるようになってきてしまい、すべての消費浪費行動を楽しめなくなる病気にかかる。
私も一時期この病気を患っていたが、今ではある程度快方に向かってはいる。対処法としては
・リタイア志望なら、ある程度目標金額に余裕を持ってリタイアすること
・自分が何のために節約しているのかを再確認すること
・今と未来の幸福のバランスをとる
これらが極めて重要だろう。
月五万生活でも流石にこれだけはお金をかける、というもの
・食事や運動、検査などの健康管理
・肌着やイス、マットレスなど自分が長時間身に着けたり身体を預けたりするもの
・親しい友人との交流
健康でなければリタイア生活は楽しめないし、毎日長時間使うようなものは幸福度のコスパがいいのでそれなりにいいもの買う。
そして人と話すということも重要だ。私には学生時代の友人が一人いる。
社会に出るとわかることだが、大人になってから新しく友人を作るのは結構大変だ。
だからこそ、今ある縁は大事にしたい。といっても私は基本一人が好きなのでたまに会って食事をし、近況を報告しあうくらいなものだ。
普段は外食をしないがこういうときはケチらない(実は昔はケチっていたが、ちょっと思い直した)。
次回は月5万円生活の内訳を各項目に分けてみていこう。